新しい市川市へ。だれもが安心して暮らせる市川市を目指して。
ご挨拶
私が中学生の頃に父が経営する会社が倒産しました。
そこから私たち家族の、路頭に迷う生活が始まりました。
それからというもの、私は誰に頼るでもなく全ての道は自分自身の力で切り開いてきました。もちろんそのような環境の中で、陰ながらサポートしてくれた母や祖母、そして親せきには感謝の気持ちしかありません。
まわりの暖かい眼差しがあったからこそ成人することができた、それは周知の事実です。それでも私自身は持ち前の明るさや、前向きな性格からか自分が苦労している、人生に損をしているという感覚は持ってはいませんでした。
それよりも一刻も早く社会人になり、両親を支えられる存在になれたらとそればかりを思っていました。私自身はたまたまこのような性格だったからこそ、乗り切ることができた境遇も、みんながみんな同じだとは思っていません。
本来であれば同じような境遇の人は、誰一人として出してはいけないと思いますし、親の貧困がそのまま子供の貧困へとリンクしてしまうことは避けなければなりません。
子どもは子どもらしく毎日笑顔が絶えず、学生は学生らしく学業や学生生活を謳歌し、大人は大人で何の不安もなく健やかに暮らしていけるような社会が実現すれば良いに決まっています。
今、この社会に何らかの不安がある人も、不満がある人も、人生少し生きづらいなって思っている人も、みんなが同じ想いを持ち、共通の理念を持てば、少しは世の中も変わっていくのではないでしょうか。
貧困や格差が蔓延るこの社会において、一つだけ誰もが持つ平等の権利があります。それは選挙権です。皆さんの気持ちや想いを正々堂々と意思表明できる場所、それが選挙です。
日本の選挙の投票率は各国と比べてもとても低いものとなっています。誰もが安心して暮らせる社会を実現するためにも、市川に住む子供たちに最良な状態でバトンが渡せるような社会を残すためにも、是非、皆さんが思う人を、皆さんの1票を託せる人を選んで頂けたらと思います。もちろん私ではなくても構いません。
私は一貫して社会的に立場が弱い人や、生活困窮者、やむなく路上で暮らすホームレスの方に全力で寄り添い、支援していきます。耳を傾けていきます。そしてどの家庭でも子育てがしやすい、安心した暮らしができる市川となるよう励んでまいりたいと思います。
さとう秀信